【贈与】不動産の贈与に必要な費用はいくら？登録免許税と不動産取得税

不動産を贈与する際には、贈与税だけでなく**登記費用や不動産取得税**も考慮する必要があります。主な費用は以下の通りです。

**1. 登録免許税（贈与登記）**
不動産の名義を変更する際に法務局に支払う税金です。贈与の場合、課税標準は固定資産評価額で計算され、税率は**2％**（土地・建物）です。例えば、評価額2,000万円の土地を贈与する場合、登録免許税は**40万円**程度になります。

**2. 不動産取得税**
贈与で不動産を取得した場合、原則として不動産取得税がかかります。課税標準は固定資産税評価額で、税率は土地・住宅用建物で**3～4％**が一般的です。ただし、住宅取得や一定条件を満たす場合には**軽減措置や非課税枠**が適用されることがあります。

**3. その他の費用**
司法書士に登記を依頼する場合の手数料、印紙代、測量費用なども発生します。

不動産の贈与は税負担が大きくなる可能性があるため、**贈与税だけでなく登録免許税・不動産取得税を含めた総額で検討**することが重要です。専門家に相談すれば、節税や手続きの漏れを防ぎながら贈与できます。