「おひとりさま」の相続
被相続人:未婚女性(70)
相続人:兄(73) 妹(68)
相談者:被相続人
相談内容
未婚で一人暮らしの為、相続人が高齢の兄と妹がおり妹には長男、長女(甥と姪)がいる。兄や妹ではなく、日頃世話をしてくれる姪に相続させたい。
当社の関わり
①遺言書の作成
②生命保険の活用
③養子縁組の提案
遺言書については公正証書遺言を利用しました。生命保険については、姪を受取人とする契約ができる保険会社の検討について、ファイナンシャルプランナーとの連携により最適なプランを設定。養子縁組については姪と相談して今後検討していくことになりました。
コメント
「おひとりさま」の老後や相談は、今や特別なものではなくなっています。50歳まで一度も結婚したことない人は男性で4人に1人、女性で7人に1人、さらに配偶者がいても子供がいない夫婦の場合いずれかが死去した後は単身者として相続を考える必要があります。今回の様な手段を講じて姪に財産を相続させる場合、自身の判断能力を含め元気なうちに事前の対策が必要になります。