相続贈与JP

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解決事例

信託の落し穴

被相続人:母(77歳) 遺産:信託受益権
相続人:長女(52歳)次女(49歳)
相談者:母

相談内容
相続対策の為に長女に言われるがまま預金と不動産を信託したが、信託を知らなかった次女が信託内容に納得できずに姉妹で喧嘩になり、間に挟まれ困っている。

当社の関わり
①不動産の仲介・・・相続時に不動産を共有したり評価の違う不動産を分けるのは非常に難しいため、売却をし、お金で生前贈与をすることにしました。

②信託の解約・・・不動産の売却と同時に信託契約の終了をし、すべての信託財産の解約のお手伝いをしました。

一度ひびの入った姉妹の関係はなかなか元通りにはなりませんが、お母様もやっと肩の荷が下りた様子で、明るく元気になられ趣味の園芸を楽しまれております。

コメント
信託はすばらしい制度ではありますが、全員にあてはまるものではなく、その人に合った相続対策を選択する必要があります。
相続税や相続後の不動産管理、資産管理は重要なことですが、相続する人、相続される人全員の思いや考えなどをよく話し合うことは相続・贈与する上で大切なことです。