- 【空き家】空き家を放置するとどうなる?固定資産税が8倍になる仕組み
- 空き家を放置すると、思わぬ税負担やトラブルが発生します。特に注意すべきは、**固定資産税の増加**です。空き家のうち、老朽化や管理不十分で「特定空き家」に指定されると、固定資産税が最大**通常の6~8倍**に引き上げられることがあります。
特定空き家とは、倒壊の恐れや衛生上の問題がある住宅、周囲に迷惑をかける状態の建物を指します。市町村は行政指導や命令を行い、改善されない場合は**固定資産税の特例が解除**され、税率が通常の住宅用地の軽減率(1/6)から元に戻るため、税額が大幅に増える仕組みです。
さらに、空き家の放置は**近隣トラブルや防犯上のリスク**も高まります。老朽化による倒壊、ゴミの不法投棄、害虫の発生など、近隣に迷惑をかける可能性があります。
対策としては、空き家を売却、賃貸、または解体して更地にするなど、**管理・活用の計画を立てること**が重要です。固定資産税の負担増や周辺への影響を避けるため、空き家は放置せず、早めに対応することがポイントです。